兵庫県明石市にあった城。江戸時代の明石藩藩庁。
喜春城(きはるじょう)、錦江城(きんこうじょう)とも呼ばれる。
歴史・概略
もともとこの付近には高山右近などが城主を務めた船上城(ふなげじょう)があった。江戸時代初期、西国へ通ずる要衝の地であったこの地に幕府の命により新たな城を築城、船上城より移り西国大名への抑えとした。
- 築城:元和4年(1618年)
- 廃城:明治7年(1874年)
- 築城主:小笠原忠真
- 構造:平山城・連郭梯郭混合式
- 主な城主:越前松平氏
- 日本100名城
- 元和4年(1618年)、信濃松本藩より入封した譜代大名・小笠原忠真により築城。
- 寛永10年(1633年)、松平庸直(戸田松平氏)が入城。
- 寛永16年(1639年)、大久保忠職が入城。
- 慶安4年(1649年)、松平忠国(藤井松平氏)が入城。
- 延宝7年(1679年)、本多政利が入城。
- 天和2年(1682年)、松平直明(越前松平氏)が入城。以降明治に至るまで越前松平氏が藩主を務める。
史跡情報
地図 |
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【場所】 兵庫県明石市明石公園 |
主な施設 |
巽櫓・坤櫓・石垣・堀・移築門・船上城跡 |
利用時間 |
常時 |
定休日 |
常時 |
料金 |
無料 |
交通 |
【電車】 ・JR「明石」駅から約0.2Km ・山陽電鉄「山陽明石」駅から約0.2Km 【バス】 ・神姫バス「明石駅」「明石陸上競技場前」「鷹匠町」バス停 ・山陽バス「明石駅」バス停 【マイカー】 ・第二神明道路「大蔵谷IC」から約4Km ・駐車場あり |