平安京の豊楽院内に建っていた豊楽殿（ぶらくでん）があった場所。
歴史・概略
- 延暦13年（794年）、桓武天皇（かんむてんのう）によって長岡京より平安京（へいあんきょう）へ遷都。以来1000年に渡って日本の首都となった。この付近は都の中心となった大内裏があったあたりであり、その領域は東西1.2キロ、南北1.4キロに及んだ。
- 大内裏内には天皇の居住区である内裏を始め、数多くの行政機関が立ち並んでおり、この場所には天皇が饗宴などを行った豊楽院があった。
- 大内裏の建物は出火によって度々焼失し、その都度再建されてきたが、朝廷の衰えとともに次第に荒廃していった。
見どころ・おすすめ
- 建物跡を示す石碑や説明書きが設置されている。また、このすぐ向かいには平安宮豊楽院跡碑が立てられている。
史跡情報
| 地図 |
|---|
【場所】 京都府京都市中京区聚楽廻西町 【付近の史跡】 [ 北西･約0km ] 平安宮豊楽院跡 [ 東･約0.2km ] 平安宮朝堂院跡 [ 西･約0.2km ] 史跡平安宮造酒司倉庫跡 [ 東･約0.2km ] 大極殿跡（平安京） [ 東･約0.2km ] 大極殿跡（平安京大内裏） |
| 主な施設 |
| 豊楽殿跡・渡り廊下跡 |
| 利用時間 |
| 常時 |
| 定休日 |
| 無休 |
| 料金 |
| 無料 |
| 交通 |
| 【電車】 ・JR「二条」「円町」駅から約1Km ・地下鉄「二条」駅から約0.8Km 【バス】 ・市バス「千本丸太町」バス停 【マイカー】 ・名神高速道路「京都南IC」から約8Km |