新選組の洛中最後の屯所となった不動堂村屯所跡。
歴史・概略
- 新選組が最初に屯所とした壬生で約2年を過ごし、隊員の増加に伴って西本願寺へと移ったが、西本願寺での隊士らの行動は目に余るものがあったようで、西本願寺からなかば追い出されるようにして不動堂村屯所へ移った。隊士らを追い出す代わりに費用は西本願寺が出し、新たに作られた屋敷は大名屋敷のような豪華な屯所であったという。
- しかし、移って間もなく大政奉還、王政復古の大号令と情勢が大きく変化し、わずか半年で役目を終えた。かつての屯所跡には「事あらばわれも 都の村人となりて やすめん皇御心」という近藤勇の碑が立っている。
見どころ・おすすめ
- この東側にも不動堂村屯所跡碑が立てられている。
- ここから北に進んだ七条通の北側には、不動堂村移転の前に新選組が屯所としていた西本願寺がある。
- 周辺には油小路事件の現場となった本光寺や天満屋事件の現場となった中井正五郎殉難地など新選組がかかわった場所があるので行ってみるといい。
施設データ
地図 |
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住所:京都府京都市下京区堀川通塩小路下る 不動堂村屯所跡(新選組) 周辺の史跡を探す |
主な施設 |
石碑のみ |
利用時間 |
常時 |
定休日 |
無休 |
料金 |
無料 |
交通 |
【電車】 ・JR「京都」駅から約0.5Km ・地下鉄「京都」駅から約0.5Km ・近鉄「京都」駅から約0.7Km 【バス】 ・市バス「八条油小路」「七条堀川」バス停 【マイカー】 ・名神高速「京都南IC」から約4Km |
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