福岡県福岡市にあった江戸時代の城。江戸時代の福岡藩藩庁。
歴史・概略
- 福岡藩主・黒田長政が慶長6年(1601年)から6年の歳月をかけ築城し、そのとき福岡と名を改めた。
- 長政は「関ケ原の戦い」の戦功により筑前に加増転封され、以降明治に至るまで黒田氏が藩主を務めた。入封当時は名島城を居城としたが不便で手狭なことから広大な福岡城を建てこちらに居城を移した。
- 昭和になって三の丸跡より平安時代に外国使節などを招いた鴻臚館(こうろかん)の遺構が発見され、今も調査が続けられている。
- 築城:慶長6年(1601年)
- 廃城:明治4年(1871年)
- 築城主:黒田長政
- 構造:梯郭式・平山城
- 主な城主:黒田氏
- 日本100名城
史跡情報
地図 |
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【場所】 福岡県福岡市中央区城内 【付近の史跡】
[ 東・約14km ] 大野城跡
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主な施設 |
多聞櫓・二の丸南隅櫓・潮見櫓・祈念櫓・大手門・母里太兵衛邸長屋門・名島門・鴻臚館跡展示館・福岡城むかし探訪館 |
利用時間 |
鴻臚館跡展示館・福岡城むかし探訪館 9:00~17:00 |
定休日 |
鴻臚館跡展示館・福岡城むかし探訪館 年末年始 |
料金 |
無料 |
交通 |
【電車】 ・地下鉄「赤坂」「大壕公園」駅 【バス】 ・西鉄バス「福岡城・鴻臚館前」「福岡市美術館東口」「大手門・平和台陸上競技場入口」「赤坂3丁目」バス停 【マイカー】 ・福岡都市高速「西公園IC」から約3Km ・駐車場あり |