兵庫県姫路市にある城。今も現存する12天守のうちのひとつ。
歴史・概略
姫路城は南北朝の時代、赤松貞範により築城されたとする説が有力で、現在見られる天守は関ケ原のあとの西の抑えとして池田輝政により築城された。その白い城壁の美しさから白鷺城(はくろじょう・しらさぎじょう)とも呼ばれている。
大阪の陣のあと本田忠刻に嫁いだ徳川秀忠の娘・千姫が移り住んだことでも知られている。
- 築城:正平元年/貞和2年(1346年)
- 廃城:明治4年(1871年)
- 築城主:赤松貞範
- 構造:渦郭式・平山城
- 主な城主:赤松氏・小寺氏・黒田氏・池田氏・本多氏・奥平松平氏・越前松平氏・榊原氏・酒井氏
- 日本100名城
- 国宝(大天守・乾小天守・西小天守・東小天守・イ、ロ、ハ、ニの渡櫓)
- 重要文化財(イの渡櫓・ロの渡櫓・ハの渡櫓・ニの渡櫓など)
- 世界遺産
- 正平元年/貞和2年(1346年)、美作守護・赤松貞範により築城されたとされる。
- 天文14年(1545年)、小寺氏家臣の黒田氏が城主となる。この頃城郭としての整備がされたと思われる。
- 天正8年(1580年)、羽柴秀吉(後の豊臣秀吉)が黒田孝高(官兵衛・如水)より城を譲り受け改修を行う。
- 慶長5年(1600年)、池田輝政が関ケ原の戦いの功績により城主となる。
- 慶長6年(1601年)、池田輝政が8年をかけ改修。
- 昭和26年(1951年)、国宝に指定。
- 平成5年(1993年)、世界遺産に登録。
- 平成27年(2015年)、平成の大修理を終え再び一般公開。
史跡情報
地図 |
---|
【場所】 兵庫県姫路市本町 |
主な施設 |
天守・備前丸・二の丸・西の丸・西の丸長局(百閒廊下)・三の丸広場 |
利用時間 |
【夏季】 9:00 ~ 18:00(入場17:00まで) 【それ以外】 9:00 ~ 17:00(入場16:00まで) |
定休日 |
12月29日・30日 |
料金 |
大人1000円・小人300円 各種割引あり |
交通 |
【電車】 ・JR「姫路」駅 ・山陽電鉄「山陽姫路」駅 【バス】 ・神姫バス「大手門前」バス停 【マイカー】 ・駐車場あり |