三重県鈴鹿市にあった古代の伊勢国国府跡。
歴史・概略
- 国府(こくふ・こう)とは律令制の時代(奈良時代から平安時代頃)に国の政庁が置かれた都市のことで、時代によっても変わるが日本全国で約66国に区分された。
この政庁のことを国庁(こくちょう)または国衙(こくが)という。 - この場所は古くから古代の瓦などが出土しており、その後の発掘調査により奈良時代の伊勢国府跡であるとして国の史跡に指定された。
- 東西2つの区画のうちの東側にあたる場所で政庁跡と考えられている。正面に正殿、その北側に後殿、その両脇に脇殿といった建物群と、それらを囲む南北約110メートル、東西約80メートルの築地塀があったことが分かっている。
- この場所の北側2か所にも建物群の跡が確認されている。
見どころ・おすすめ
史跡情報
地図 |
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【場所】
三重県鈴鹿市広瀬町 |
主な施設 |
基壇跡 |
利用時間 |
常時 |
定休日 |
無休 |
料金 |
無料 |
交通 |
【電車】 ・JR「井田川」駅から約2.4Km 【マイカー】 ・東名阪自動車道「鈴鹿IC」から約7Km ・駐車場あり |