滋賀県近江八幡市にあった戦国時代の山城。
近江の戦国大名・六角氏の居城として知られる。
歴史・概略
- 標高約430メートルの繖(きぬがさ)山に築かれた山城で、築城年代は不明である。南北朝の頃には記述がみられるため、そのころにはあったとされている。ただ、当時は観音正寺を中心とした砦のようなものだったと考えられ、後に六角氏の本拠となった。
- 「応仁の乱」では六角氏同志や、同族である京極氏などが東西に別れて観音寺城で幾度も戦った。
その後、織田信長が足利義昭を奉じて上洛した際、六角氏は織田氏と敵対し観音寺城は開城、後に廃城となった。
- 築城:応仁年間~文明年間(1467年~1487年)
- 廃城:永禄11年(1568年)
- 築城主:六角氏頼
- 構造:山城
- 主な城主:六角氏
- 日本100名城
史跡情報
地図 |
---|
【場所】
滋賀県近江八幡市安土町石寺 |
主な施設 |
曲輪・土塁・石垣・竪堀・虎口・堀切・井戸 |
利用時間 |
常時 |
定休日 |
無休 |
料金 |
無料 |
交通 |
【電車】 ・JR「安土」駅から約4Km 【バス】 【マイカー】 ・名神高速「八日市IC」から約13Km ・駐車場あり |