江戸時代幕末期の京都に置かれていた唐津藩藩邸跡。
歴史・概略
- 唐津藩(からつはん)は九州の北西、肥前国唐津(現在の福岡県唐津市周辺)を領した藩で、藩庁は唐津城。
- 唐津藩は豊臣期に秀吉配下の寺沢広高が入って以降、徳川時代も寺沢氏が藩主を務めたが、後に藩主の自殺により改易された。以降は大久保氏、大給松平氏、土井氏、水野氏、小笠原氏と50年ほどで次々と支配が変わり、最後まで藩主が定着することはなかった。
- 慶応4年(1868年)に描かれた京都市街図に唐津藩邸が記されており、この場所に小笠原時代の藩邸があったことが分かっている。
見どころ・おすすめ
- この辺りは平安時代の大内裏跡、かつ安土桃山時代の聚楽第跡となっているので、周辺に数多くの石碑が点在している。
- また、同時代唐津藩邸横には鍋島藩邸が建てられており、石碑のみだが佐賀鍋島藩屋敷跡碑がすぐ近くに立てられているので一緒に回るといい。
史跡情報
地図 |
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【場所】 京都府京都市上京区新桝屋町 【付近の史跡】
[ 東・約0km ] 平安宮大蔵省跡
[ 東・約0km ] 聚楽第跡(本丸西濠跡)
[ 南東・約0.2km ] 佐賀鍋島藩屋敷跡(京都)
[ 東・約0.3km ] 大内裏及聚楽第東濠跡
[ 東・約0.3km ] 一条院跡
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主な施設 |
石碑のみ |
利用時間 |
常時 |
定休日 |
無休 |
料金 |
無料 |
交通 |
【電車】 ・地下鉄「今出川」駅から約1.6Km 【バス】 ・市バス「智恵光院中立売」バス停 【マイカー】 ・名神高速「京都南IC」から約9Km |