佐賀県唐津市にあった城。江戸時代の唐津藩藩庁。他に舞鶴城とも呼ばれる。
歴史・概略
- 文禄4年(1595年)、寺沢広高が入封。
- 慶長7年(1602年)、唐津湾に注ぐ松浦川河口にある満島山に唐津城の築城を開始。
- 慶長13年(1608年)、唐津城が完成。工事には豊臣秀吉が朝鮮出兵の際築城した名護屋城の資材が転用されたといわれる。
- 正保4年(1647年)、藩主の寺沢堅高が自殺し寺沢家は断絶、唐津藩は天領となった。
- 慶安2年(1649年)、大久保忠職が入封。
- 延宝6年(1678年)、松平乗久(大給松平氏)が入封。
- 元禄4年(1691年)、土井利益が入封。
- 宝暦12年(1762年)、水野忠任が入封。
- 文化14年(1817年)、小笠原長昌が入封。以降、小笠原氏のまま明治を迎えた。
- 築城:慶長13年(1608年)
- 廃城:明治4年(1871年)
- 築城主:寺沢広高
- 構造:連郭式・平山城
- 主な城主:寺沢氏・土井氏・水野氏・小笠原氏
史跡情報
地図 |
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【場所】 佐賀県唐津市東城内 【付近の史跡】
[ 北西・約13km ] 名護屋城跡(文禄・慶長の役)
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主な施設 |
石垣・堀・模擬天守 |
利用時間 |
9:00 ~ 17:00 |
定休日 |
年末 |
料金 |
大人500円・小中学生250円 |
交通 |
【電車】 ・JR「唐津」駅から約1.5Km 【バス】 ・昭和自動車「唐津城入口」バス停 【マイカー】 ・西九州自動車道「唐津IC」から約7Km ・駐車場あり |