明治天皇行幸所木戸邸 | 場所と地図 – 歴史のあと

明治天皇行幸所木戸邸

木戸邸 邸宅・住居跡
木戸邸
ジャンル:邸宅・住居跡
史跡年代:明治時代以降
関連タグ:

京都府京都市にある明治の元勲・木戸孝允(きど・たかよし)の屋敷跡。

歴史・概略

  • 木戸は明治初期、明治政府の中心人物として活躍した政治家で西郷隆盛大久保利通とともに維新三傑のひとりに数えられる。
  • 元は長州藩の武士で幕末の頃は桂小五郎を名乗り、京都に上って有力人物たちとの交流を重ねるなどしている。慶応2年(1866年)には敵対していた薩摩藩と同盟を結び、これが後の倒幕・新政府の樹立へとつながった。
  • 明治になって公家たちは京都から東京へと転出、木戸が近衛邸だったこの場所を購入し、京都別邸とした。当時はこの周辺一帯に敷地が広がっていたが、今は二階建ての小さな建物が残るだけである。
  • 明治10年(1877年)、西南戦争が勃発し対応のため訪れた京都で木戸は病に倒れた。木戸を信頼していた明治天皇は木戸のもとを訪れて見舞ったという。最期は「西郷いい加減にしないか」との言葉を残したとも言われ、この屋敷で亡くなった。享年45。

見どころ・おすすめ

  • 木戸邸-旧木戸邸で唯一現存する建物。
  • 達磨堂-木戸孝允の養子・木戸忠太郎の達磨コレクション。
  • 周辺には木戸邸を表す石碑がいくつか立てられているので一緒に回るといい。

史跡情報

地図
【場所】
京都府京都市中京区末丸町
【付近の史跡】
[ 北・約0.2km ] 女紅場跡
[ 南・約0.3km ] 角倉了以別邸跡
[ 南・約0.3km ] 島津製作所創業之地
主な施設
木戸邸・達磨堂
利用時間
10:00~16:30
※「京都市職員厚生会職員会館かもがわ」で受け付け
定休日
要確認
料金
無料
交通
【電車】
・京阪電車「神宮丸太町」駅から約0.6Km
・地下鉄「京都市役所前」駅から約0.7Km
・阪急電車「河原町」駅から約1.4Km

【バス】
・市バス「河原町丸太町」バス停
・京都バス「川端丸太町」「河原町丸太町」バス停

【マイカー】
・名神高速「京都東IC」から約8Km
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