江戸時代に栄えた天台・真言・律・禅の四宗兼学の道場跡。般舟院(はんじゅういん)、般舟三昧院とも称する。
歴史・概略
- 室町時代中期、後土御門天皇の発願によって幼少期を過ごした伏見殿に寺院を建立し、勅願寺としたことに始まる。その後、豊臣秀吉による伏見城造営工事の際、現在の場所に移転した。
- 皇室との結びつきが強く江戸時代には大いに栄え広大な敷地を持っていたが、明治以降は衰退してしまい今では石碑が残るのみとなっている。
般舟三昧院跡地に建てられた伏見指月城復元石垣(京都府京都市)
見どころ・おすすめ
史跡情報
地図 |
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【場所】 京都府京都市上京区今出川通千本東入る 【付近の史跡】
[ 北・約0.1km ] 五辻殿址
[ 南東・約0.6km ] 唐津小笠原藩邸跡
[ 南東・約0.6km ] 平安宮大蔵省跡
[ 南東・約0.6km ] 聚楽第跡(本丸西濠跡)
[ 東・約0.7km ] 聚楽城上杉景勝屋敷跡・細川勝久屋敷跡
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主な施設 |
石碑のみ |
利用時間 |
常時 |
定休日 |
無休 |
料金 |
無料 |
交通 |
【バス】 ・市バス「千本今出川」バス停 【マイカー】 ・名神高速道路「京都南IC」から約9Km |