山梨県甲府市にあった城。江戸時代の甲府藩藩庁。
舞鶴城とも呼ばれる。
歴史・概略
- 武田氏滅亡後、甲斐は織田信長の領国となったがその矢先「本能寺の変」が起こったため武田氏旧領を巡って「天正壬午の乱」が起こった。これにより徳川家康は甲斐を領国とし、躑躅ヶ崎館に代わる甲斐の新しい拠点として家臣・平岩親吉に命じ築城したとされる。
- 家康が関東へ移封された後は家康への牽制として羽柴秀勝、加藤光泰、浅野長政ら豊臣系の大名が入り、築城が本格化した。この時の築城が最初とする説もある。
- 江戸時代には親藩など幕府に近い大名が入った後、幕府直轄領となった。
- 築城:天正11年(1583年)もしくは天正18年(1590年)
- 廃城:明治6年(1873年)
- 築城主:徳川家康もしくは羽柴秀勝
- 構造:梯郭式・平山城
- 主な城主:浅野氏・徳川氏・柳沢氏
- 日本100名城
史跡情報
地図 |
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【場所】
山梨県甲府市丸の内 |
主な施設 |
天守台・稲荷曲輪門・内松陰門・鍛冶曲輪門・山手御門・稲荷櫓・数寄屋櫓跡・煙硝蔵跡・本丸櫓跡・庄城稲荷跡・水溜跡・石切場跡・銅門跡・鉄門跡・中の門跡 |
利用時間 |
【稲荷櫓】 9:00~16:30 【山手御門】 9:00~17:00 |
定休日 |
【稲荷櫓・山手御門】 月曜日(祝日は開館)・祝日の翌日・年末年始 |
料金 |
無料 |
交通 |
【電車】 ・JR「甲府」駅から約0.5Km 【マイカー】 ・中央自動車道「甲府昭和IC」から約4.5Km ・駐車場あり(バス・身体障害者のみ) |