滝沢本陣(横山家住宅)はかつて会津藩の本陣とされていた場所で、参勤交代や領内視察などの際に藩主の休息所として使用された。
歴史・概略
- 主屋は延宝6年(1678年)に建てられ、国の重要文化財に指定されている。
- 慶応4年(1868年)に起った戊辰戦争の際には、白虎隊(びゃっこたい)隊士らが藩主松平容保(まつだいら・かたもり)の出陣に付き従って滝沢本陣までやってきた。その際、味方の援軍要請を受け戸ノ口原に白虎隊隊士らが出撃、その後の飯盛山での自決という悲劇に繋がった。
座敷内には今も当時の戦闘による弾痕や刀傷が残っている。
史跡情報
地図 |
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【場所】 福島県会津若松市一箕町大字八幡滝沢 【付近の史跡】
[ 南東・約0.2km ] 飯盛山(白虎隊自決の地)
[ 南西・約3km ] 会津藩家老 西郷頼母邸跡
[ 南西・約3km ] 西軍砲陣跡(会津戦争)
[ 南西・約3km ] 鶴ヶ城(会津若松城)
[ 南西・約3km ] 山鹿素行誕生の地・直江兼続屋敷跡
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主な施設 |
滝沢本陣 |
利用時間 |
8:00 ~ 18:00(冬期 8:00 ~ 17:00) |
定休日 |
無休(冬期は予約必要) |
料金 |
大人300円・高校生250円・中学生150円・子供100円 |
交通 |
【電車】 ・JR「会津若松」駅 【バス】 ・会津バス「飯盛山下」バス停 【マイカー】 ・磐越自動車道「会津若松IC」から約5Km ・駐車場あり |