江戸時代、京都に置かれた水戸藩邸跡。
歴史・概略
- 水戸藩の石高は28万石、常陸の水戸城を藩庁とする。藩祖は徳川家康の子・頼房で徳川御三家のひとつ。水戸徳川家の著名な人物に徳川光圀(水戸黄門)や徳川斉昭、一橋慶喜(徳川慶喜)がいる。
- 平安時代初期、この場所は村上源氏の邸宅として使われており、後に鳥羽天皇や崇徳天皇、近衛天皇の里内裏(土御門内裏)として使われるようになった。
- 室町時代初期には清浄華院(しょうじょうけいん)という寺院が建てられ、朝廷や室町幕府などから手厚い保護を受けるなどした。しかし、豊臣秀吉による都市整備で移転させられ、江戸時代になって水戸藩邸が置かれた。
見どころ・おすすめ
- すぐ近くに平安時代の御所跡、土御門内裏碑と清和院・土御門内裏跡碑が立てられている。
史跡情報
地図 |
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【場所】 京都府京都市上京区鷹司町 【付近の史跡】
[ 北東・約0km ] 土御門内裏跡
[ 北東・約0.1km ] 蛤御門(京都御苑)
[ 西・約0.1km ] 清和院・土御門内裏跡
[ 東・約0.2km ] 枇杷殿跡(京都御苑)
[ 東・約0.2km ] 西園寺邸跡(京都御苑)
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主な施設 |
石碑のみ |
利用時間 |
常時 |
定休日 |
無休 |
料金 |
無料 |
交通 |
【電車】 ・地下鉄「丸太町」駅から約0.6Km 【バス】 ・市バス「烏丸下長者町」「烏丸一条」バス停 【マイカー】 ・名神高速道路「京都南IC」から約8Km |