愛知県名古屋市にあった城。徳川御三家である尾張徳川家の居城。別名は名城(めいじょう)、金鯱城(きんこじょう、きんしゃちじょう)、金城(きんじょう)。
歴史・概略
室町時代、駿河に本拠を持つ今川氏が築城した那古野城に始まる。その後、織田氏の領有となり、後の天下人となった織田信長もここで生まれたとされる(勝幡城とする説あり)。
信長が清州城に本拠を移した後はしばらく廃城となっていたが、「関ケ原の戦い」で天下人となった徳川家康が、尾張に領地を与えた家康の子・義直の居城として、慶長14年(1609年)に那古野城跡地に築城した。築城は西国大名達による、いわゆる天下普請によって行われた。
- 築城:大永年間(1521年~1527年)
- 廃城:明治4年(1871年)
- 築城主:今川氏親
- 構造:梯郭式・平城
- 主な城主:今川氏・織田氏・徳川氏
- 日本100名城
史跡情報
地図 |
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【場所】
愛知県名古屋市中区本丸 |
主な施設 |
天守閣・本丸御殿・東南隅櫓・西南隅櫓・旧二之丸東二之門・二之丸東庭園・名勝二之丸庭園・正門・表二之門・西北隅櫓 |
利用時間 |
9:00 ~ 16:30 |
定休日 |
年末年始 |
料金 |
大人500円・中学生以下無料 徳川園共通券640円 |
交通 |
【電車】 ・地下鉄「市役所」「浅間町」駅 【バス】 ・市バス「名古屋城正門前」「名古屋城」「名城病院」バス停 【マイカー】 ・名古屋高速「丸の内IC」「黒川IC」「明道町IC」 ・駐車場あり |