京都に作られた日本初の映画撮影所跡。
歴史・概略
- 明治43年(1910年)、日活の前身である横田商会が、二条城の脇約300坪の場所に二条城撮影所を開設した。ここで数多くの時代劇映画を制作し、日本映画の父と呼ばれる牧野省三が、歌舞伎役者の尾上松之助らとととに忠臣蔵を撮影した。
- しかし、撮影所が使用されたのは2年ほどの短い期間で、御前通一条付近に新しく撮影所を建設した。今はかつて撮影所があったことを示す石碑が残るのみである。
見どころ・おすすめ
- 二条城のすぐ脇にあるので、周辺散策のついでにでも。
史跡情報
地図 |
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【場所】 京都府京都市中京区西ノ京北聖町 【付近の史跡】
[ 南・約0km ] 大学寮址(平安京)
[ 東・約0.2km ] 東町奉行所跡(京都)
[ 南西・約0.2km ] 弘文院址
[ 南東・約0.2km ] 若狭小浜藩邸跡(京都)
[ 西・約0.2km ] 西町奉行所跡(京都)
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主な施設 |
石碑のみ |
利用時間 |
常時 |
定休日 |
無休 |
料金 |
無料 |
交通 |
【電車】 ・地下鉄「二条」駅から約0.3Km ・JR「二条」駅から約0.5Km 【バス】 ・市バス「二条駅前」バス停 【マイカー】 ・名神高速道路「京都南IC」から約8Km |