富山県高岡市を流れる小矢部川を渡るための渡し船があったとされる場所。
歴史・概略
- 文治3年(1187年)、平家を滅ぼし源氏政権樹立に貢献した源義経(みなもと・よしつね)は兄・源頼朝に疎まれ都を追われた。
- 義経は逃亡を図り、一行が奥州へ逃げ延びようとここを通りかかった際、渡し守から義経ではないかと疑われてしまう。そこで機転を効かせた弁慶が、持っていた扇で義経を打ちすえて難を逃れたとされ、そのことから「安宅」や「勧進帳」のストーリーが生まれたと言われている。
- 源義経に関わるおもな出来事
1159年 生誕(父・源義朝、母・常盤御前)
1160年 平治の乱
1174年 奥州平泉へ下る
1180年 兄・頼朝挙兵
1180年 兄・頼朝に合流
1184年 宇治川の戦い
1184年 一ノ谷の戦い
1185年 屋島の戦い
1185年 壇ノ浦の戦い
1187年 奥州平泉に身を寄せる
1189年 衣川の戦いで討死
史跡情報
地図 |
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【場所】
富山県高岡市伏木 |
主な施設 |
義経・弁慶主従の像 |
利用時間 |
常時 |
定休日 |
無休 |
料金 |
無料 |
交通 |
【電車】 ・JR「伏木」駅 【マイカー】 ・駐車場あり |