幕末期の京都にあった大久保利通の邸宅跡。
歴史・概略
- 大久保利通(おおくぼ・としみち)は倒幕に力を注いだ人物で、倒幕後は内務卿として明治新政府をけん引した。幕末から明治へと至る時代に特に活躍が認められた人物として、同郷の西郷隆盛や長州の木戸孝允(桂小五郎)とともに「維新の三傑」のひとりに並び称されている。
- 文政13年(1830年)、利通は薩摩藩士・大久保家の長男として生まれ、実質的藩主である島津久光に抜擢され政局に大きく関わっていった。この場所は利通が慶応2年(1866年)から慶応4年(1868年)にかけて居住した邸宅があった場所で、ちょうどこの時期は倒幕の動きが活発であった時期に当たり、京都御所近くのこの場所を拠点に朝廷や他藩など反幕府勢力との調整を行っていたと思われる。
見どころ・おすすめ
- ここは石碑のみで特に何があるわけではない。京都御苑からすぐの場所なので、散策のついでにでも寄ってみればいいかと。
史跡情報
地図 |
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場所:京都府京都市上京区扇町 |
主な施設 |
石碑のみ |
利用時間 |
常時 |
定休日 |
無休 |
料金 |
無料 |
交通 |
【電車】 ・京阪電車「出町柳」駅から約0.6Km ・叡山電鉄「出町柳」駅から約0.7Km ・地下鉄「今出川」駅から約1Km 【バス】 ・市バス「河原町今出川」「出町柳駅前」「同志社前」バス停 ・京都バス「河原町今出川」「加茂大橋」バス停 ・京阪バス「京阪出町柳」バス停 【マイカー】 ・名神高速道路「京都東IC」から約9Km |