大村益次郎が大阪で学んでいた時代に居としていた場所。
歴史・概略
- 大村益次郎(おおむら・ますじろう)は江戸時代後期、長州藩の村医の家に生まれ、防府や日田で医学や蘭学などを学んだ。弘化3年(1846年)には大阪に出て緒方洪庵の適塾に入門、後に適塾の塾頭にまでなっている。
ここには倉敷屋作衛門の屋敷があり、大村が適塾時代に住んでいた場所のひとつである。 - 大村は、この後に起った長州征伐や戊辰戦争では兵を指揮して勝利に貢献、明治政府では高官を務めるなど新国家体制の礎となった。
大村益次郎をはじめ幕末維新で活躍する多くの人材を輩出した適塾(大阪府大阪市)
見どころ・おすすめ
- この東側には大村が学んだ適塾がある。
- 大阪は古くより物流の拠点となっており、特にこの中之島のあたりには各藩が置いた蔵屋敷が点在しているので、散策してみるといい。
諸藩が大阪に置いた蔵屋敷のひとつ薩摩藩蔵屋敷跡(大阪府大阪市)
施設データ
地図 |
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住所:大阪府大阪市西区土佐堀
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主な施設 |
石碑のみ |
利用時間 |
常時 |
定休日 |
無休 |
料金 |
無料 |
交通 |
【電車】 ・京阪電鉄「中之島」駅 ・大阪地下鉄「肥後橋」「阿波座」駅 |