福岡県太宰府市・大野城市・糟屋郡宇美町にあった古代山城。
「おおのじょう」または「おおののき」と呼ばれる。
歴史・概略
- 天智天皇2年(663年)、唐・新羅(しらぎ)に滅ぼされた朝鮮半島の百済(くだら)に協力し倭国は半島へ軍を送り、「白村江の戦い」において倭国は唐・新羅連合軍に対して大敗を喫した。この後、倭国では大陸からの攻撃を恐れ対馬や九州、中国地方など各地に防衛設備を建設した。
- 大野城はそうした防衛設備のひとつで、天智天皇4年(665年)に大和朝廷により築城された。建設は亡命した百済人であった憶礼福留(おくらいふくる)や四比福夫(しひふくぶ)などにより行なわれた。
- 築城:天智天皇4年(665年)
- 廃城:不明
- 築城主:大和朝廷
- 構造:古代山城
- 日本100名城
史跡情報
地図 |
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【場所】 福岡県糟屋郡宇美町四王寺 【付近の史跡】
[ 西・約14km ] 福岡城
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主な施設 |
土塁・石塁・水門・城門・建物跡・水溜め |
利用時間 |
常時 |
定休日 |
無休 |
料金 |
無料 |
交通 |
【電車】 ・西鉄「大宰府」駅から徒歩 【バス】 ・西鉄バス「県民の森入口」バス停から徒歩 【マイカー】 ・駐車場あり |