平安時代初期から中期にかけて、天皇の離宮や後院(ごいん)となった冷然院(冷泉院)の跡。
歴史・概略
- 冷然院(れいぜいいん)の始まりは、平安時代初期に嵯峨天皇が離宮として造営したこととされ、譲位後は後院とした。以後、天喜3年(1055年)に取り壊されるまで、歴代天皇の離宮や譲位後の後院として利用されている。
- 現在の二条城の北東部分にあたり、4町を占め、造りは寝殿造りであったと言われる。
- 冷然院は何度も火災による焼失を繰り返し、その度に再建された。そのことから冷然院の然の字が燃に繋がると考え、天暦8年(954年)に冷泉院に改められている。
見どころ・おすすめ
施設データ
地図 |
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住所:京都府京都市中京区竹屋町通堀川西入る
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主な施設 |
石碑のみ |
利用時間 |
常時 |
定休日 |
無休 |
料金 |
無料 |
交通 |
【電車】 ・地下鉄「二条城前」駅から約0.6Km ・JR「二条」駅から約1.4Km ・阪急電車「大宮」駅から約1.6Km ・嵐電「四条大宮」駅から約1.7Km 【バス】 ・市バス「堀川丸太町」「二条城前」バス停 【マイカー】 ・名神高速「京都南IC」から約7Km |