平安京大内裏内の施設のひとつ内酒殿(うちのさけどの)があった場所。
歴史・概略
- 平安京(へいあんきょう)は延暦13年(794年)、桓武天皇(かんむてんのう)によって長岡京より遷都された都。以来1000年に渡って日本の首都となった。
この付近には都の中心である大内裏(だいだいり)があり、その領域は東西1.2キロ、南北1.4キロにも及ぶ規模であった。大内裏内には天皇の居住区である内裏を始め、数多くの行政機関が立ち並んでいた。 - 1996年にこの場所から平安時代の井戸跡および木簡が発見された。これによりこの場所には酒の醸造を行っていた内酒殿があったと考えられている。
- 大内裏の建物は出火によって度々焼失し、その都度再建が繰り返されてきた。だが、朝廷の権力が衰退していくとともに次第に荒廃していった。
見どころ・おすすめ
- かつての大内裏跡地にはいろいろな建物跡を示すたくさんの石碑が立てられているので、まとめて回るのがおすすめ。
史跡情報
地図 |
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【場所】
京都府京都市上京区智恵光院通下立売通上る |
主な施設 |
案内板のみ |
利用時間 |
常時 |
定休日 |
無休 |
料金 |
無料 |
交通 |
【電車】 ・地下鉄「二条」駅から約1.2Km ・JR「二条」駅から約1.4Km 【バス】 ・市バス「丸太町智恵光院」「千本丸太町」バス停 【マイカー】 ・名神高速「京都南IC」から約8Km |