江戸時代後期に御所の北側に設けた薩摩藩邸跡(現・同志社大学)。
歴史・概略
- 文久2年(1862年)、それまで薩摩藩が使用していた錦小路藩邸が手狭であったことから、相国寺より土地を借り受け、広大な敷地を持つ新たな藩邸(二本松藩邸)を置いた。
その後、「禁門の変」により起こった火災で錦小路藩邸は焼失、政治の拠点は二本松藩邸へと移っていった。 - 明治維新後、同志社大学の前身である同志社英学校を設立した新島襄が、薩摩藩邸跡を譲り受け学校を移転、今に至っている。
見どころ・おすすめ
- 石碑のみで薩摩藩邸を思わせるものは何もない。京都御苑から近いので散策ついでにでも寄ってみればいいと思う。
史跡情報
地図 |
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【場所】 京都府京都市上京区烏丸通今出川上る 【付近の史跡】
[ 西・約0.2km ] 足利将軍室町第址(室町幕府御所)
[ 北・約0.2km ] 花の御所石敷き(幕府将軍室町第)
[ 南東・約0.3km ] 近衛邸跡(京都御苑)
[ 南・約0.3km ] 一條邸跡(京都御苑)
[ 南東・約0.3km ] 桂宮邸跡(京都御苑)
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主な施設 |
石碑のみ |
利用時間 |
常時 |
定休日 |
無休 |
料金 |
無料 |
交通 |
【電車】 ・地下鉄「今出川」駅から約0.1Km 【バス】 ・市バス「丸今出川」バス停 【マイカー】 ・名神高速道路「京都南IC」から約9Km |