滋賀県彦根市にあった鎌倉時代から江戸時代にかけての山城。
歴史・概略
- 鎌倉時代初期、近江守護職・佐々木氏の一族である佐保時綱が砦を築いたのが始まりと伝わる。
- 戦国時代には佐々木氏の一族であった六角氏や浅井氏、織田氏、豊臣氏が支配下に置いた。織田氏の支配以降は丹羽長秀、堀秀政、堀尾吉晴、石田三成らが入城している。
- 慶長5年(1600年)、「関ケ原の戦い」で西軍が敗れると三成の居城であった佐和山城は東軍の攻撃を受け落城、翌年井伊直政が入城した。しかし直政はすぐに彦根城の築城を計画、慶長11年(1606年)彦根城への移転によって廃城となった。
- 築城:鎌倉時代初期
- 廃城:慶長11年(1606年)
- 築城主:佐保氏?
- 構造:連郭式・山城
- 主な城主:佐保氏・小川氏・磯野氏・丹羽氏・石田氏・井伊氏
史跡情報
地図 |
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【場所】
滋賀県彦根市古沢町 |
主な施設 |
石垣・土塁・堀・曲輪 |
利用時間 |
常時 |
定休日 |
無休 |
料金 |
無料 |
交通 |
【電車】 ・JR「彦根」駅 ・近江鉄道「彦根」駅 【マイカー】 ・名神高速道路「彦根IC」 ・駐車場あり |