東京都港区にある曹洞宗の寺院。
歴史・概略
- 慶長17年(1612年)、徳川家康が門庵宗関(もんなんそうかん・今川義元の孫とも)和尚を招いて外桜田の地に創建した。
- 寛永18年(1641年)、「寛永の大火」により焼失。後に現在地である高輪に再建された。
- 元禄14年(1701年)、江戸城松の大廊下において赤穂藩主・浅野長矩(内匠頭)が刃傷事件を起こし切腹。遺骸は浅野家家臣に引き取られ泉岳寺に葬られた。
- 元禄15年12月14日(1703年1月30日)、内匠頭の刃傷事件以降、取り潰しとなった赤穂義士たちが吉良邸に討ち入り、主君の仇である吉良上野介を討ち取った。事件後、浪士たちは泉岳寺にやってきて内匠頭の墓前に首を供え焼香を行ったという。
- 元禄16年(1703年)、事件直後に幕府に捕らえられ大名屋敷に預けられていた赤穂義士たちが切腹、主君と同じ泉岳寺に埋葬された。
その後、事件は歌舞伎の演目となったり小説やドラマにされるなど、現代でもまったく人気が絶えることはない。
史跡情報
地図 |
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【場所】
東京都港区高輪 |
主な施設 |
浅野内匠頭墓地・赤穂義士墓地・赤穂義士記念館・首洗い井戸 |
利用時間 |
4月~9月 7:00~18:00 10月~3月 7:00~17:00 【赤穂義士記念館】 4月~9月 9:00~16:30 10月~3月 9:00~16:00 |
定休日 |
無休 |
料金 |
【赤穂義士記念館】 大人 500円・中高生 400円・小学生(10歳以上)250円 |
交通 |
【電車】 ・JR「品川」駅 ・京浜急行「泉岳寺」駅 ・都営地下鉄「泉岳寺」駅 |