古代ハニワを制作していた工房跡。
歴史・概略
- 6世紀前半に没した第26代継体天皇陵に治定されている太田茶臼山古墳や、その真陵とされる今城塚古墳にも、ここで作られたハニワが使われた。
- 遺跡は5世紀中頃から断続的におおよそ100年間に渡って使われたと考えられている。遺跡からはハニワを形作るための作業場3棟、それを焼くための窯18基、それら作業者のための住居跡などが見つかっており、非常に巨大な施設であったことがうかがえる。
見どころ・おすすめ
- 作業場と釜は操業当時の建物を復元し、分かりやすく展示されている。また、公園内にあるハニワ工場館では、釜の内部の様子を丁寧に説明している。
史跡情報
地図 |
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【場所】 大阪府高槻市上土室1丁目 【付近の史跡】
[ 南・約1.1km ] 太田茶臼山古墳(継体天皇陵)
[ 東・約1.3km ] 今城塚古墳(継体天皇陵)
[ 北西・約1.5km ] 阿武山古墳(藤原鎌足墓)
[ 東・約2km ] 嶋上郡衙跡
[ 西・約2km ] 将軍塚(大織冠神社・藤原鎌足墓)
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主な施設 |
作業場跡・窯跡・ハニワ工場館 |
利用時間 |
【ハニワ工場館】 10:00 ~ 17:00 公園内は常時 |
定休日 |
【ハニワ工場館】 年末年始 |
料金 |
無料 |
交通 |
【バス】 ・市営バス「上土室」バス停 【マイカー】 ・名神高速「茨木IC」から約4Km |