京都高瀬川の開削を行った京都の豪商・角倉了以の邸宅があった場所。
歴史・概略
- 角倉了以(すみのくら・りょうい)は、豊臣秀吉の時代、安南国(ベトナム)と朱印船貿易を行うことによって巨万の富を得た人物。さらに、私財を投じて京都の西側を流れる大堰川を開削し、船を使って物資の輸送を行った。
- また、木屋町を流れる高瀬川の開削も行い、京都中心部と伏見を結ぶ舟運を行った。京都の街を南北にゆったりと進む水の流れは、現在の京都の景観を形作っている。
見どころ・おすすめ
- すぐ南側に一之船入が残されており、高瀬舟が再現されている。
- 道を挟んだ正面には了以の別邸跡(現・がんこ寿司)がある。
史跡情報
地図 |
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【場所】 京都府京都市中京区木屋町通二条下る 【付近の史跡】
[ 北西・約0km ] 島津製作所創業之地
[ 南東・約0km ] 史跡高瀬川一之船入
[ 北東・約0km ] 角倉了以別邸跡
[ 南・約0.1km ] 象山先生遭難碑
[ 南東・約0.1km ] 兵部大輔大村益次郎公遺址
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主な施設 |
石碑のみ |
利用時間 |
常時 |
定休日 |
無休 |
料金 |
無料 |
交通 |
【電車】 ・地下鉄「京都市役所前」駅から約0.3Km ・京阪電車「三条」駅から約0.5Km 【バス】 ・市バス「河原町二条」「川端二条」「京都市役所前」「河原町御池」バス停 【マイカー】 ・名神高速道路「京都東IC」から約7Km |