歴史・概略
- 吉田松陰(よしだ・しょういん)は長州藩士の杉家に生まれ、幼名を寅之助といった。後に叔父である兵学師範・吉田大助の養子となり、私塾「松下村塾(しょうかそんじゅく)」を主宰、江戸幕府による徹底弾圧「安政の大獄」によって死罪となった。
- 松陰の叔父の玉木文之進が天保13年(1842年)に開いた松下村塾が始まり。身分に関係なく塾生を受け入れたと言い、幼かった松陰自身も入門している。その後、安政4年(1857年)松陰が28歳のとき塾を引き継いだが、松陰はすぐに投獄されてしまった。そのため、主宰していたのは1年ほどのわずかな期間であったが、高杉晋作や久坂玄瑞、吉田稔麿、入江九一、寺島忠三郎、伊藤博文、山縣有朋など、幕末から明治にかけて活躍する数多くの人材を輩出した。
- 世界遺産(明治日本の産業革命遺産)
史跡情報
地図 |
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【場所】 山口県萩市大字椿東 【付近の史跡】
[ 西・約3km ] 萩城跡指月公園
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主な施設 |
松下村塾・吉田松陰幽囚ノ旧宅・松陰神社・吉田松陰歴史館・松陰神社宝物殿至誠館 |
利用時間 |
【松陰神社宝物殿至誠館】 9:00 ~ 17:00 【吉田松陰歴史館】 9:00 ~ 17:00 |
定休日 |
無休 |
料金 |
【松陰神社宝物殿至誠館】 大人500円・中高生250円・小学生100円 【吉田松陰歴史館】 大人500円・中高生250円・小学生100円 |
交通 |
【電車】 ・JR「東萩」駅 【バス】 ・防長交通、萩市コミュニティ「松陰神社前」「萩本陣温泉入口」バス停 【マイカー】 ・駐車場あり |