岡山県にある戦国時代の城。
羽柴秀吉の水攻めによって落城したことで知られる。
歴史・概略
戦国時代末期、織田信長より中国攻めの命を受けた秀吉が、敵対していた毛利氏配下の高松城を包囲した。しかし、膠着状態となったことで秀吉の側近黒田官兵衛は秀吉に水攻めを提案、堤を築いて城を水没させることに成功した。
そして、ここへ信長を招く準備をしていた矢先、「本能寺の変」によって信長が討たれたことを知り、秀吉は急遽毛利氏との和睦を行った。和睦の条件によって城主の清水宗治は切腹、秀吉は謀反を起こした明智光秀を討伐するため京都へ急いだ(中国大返し)。
秀吉軍は約200Kmの道のりをおよそ7日(諸説あり)で走破、京都の西の山崎において明智軍を撃退(山崎の戦い)、光秀は敗走中命を落とした。
- 築城:不明
- 廃城:江戸時代初期
- 築城主:石川氏
- 構造:梯郭式・平城
- 主な城主:石川氏・清水氏・花房氏
史跡情報
地図 |
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【場所】
岡山県岡山市北区高松 |
主な施設 |
高松城址公園資料館 |
利用時間 |
10:00 ~ 15:00 |
定休日 |
月曜日・年末年始 |
料金 |
無料 |
交通 |
【電車】 ・JR「備中高松」駅から約0.5km 【マイカー】 ・岡山自動車道「岡山総社IC」から約3Km ・駐車場あり |