長野県上田市にあった戦国時代の山城。
ほかに戸石城とも表記する。
歴史・概略
本城の北に桝形城、南西に米山城、南に砥石城が配置された連郭式山城で、これらを総称して砥石城と呼ぶ。
- 築城:不明
- 廃城:元亀元年(1570年)
- 築城主:村上義清もしくは真田氏
- 構造:連郭式・山城
- 主な城主:村上義清・真田氏
- 築城年代は不明で、真田郷の国人領主・真田氏が支城として築城した、もしくは葛尾城を本拠とする村上義清が支城として築城したと考えられる。
- 天文19年(1550年)、信濃侵攻を狙う甲斐の武田信玄が村上領であった砥石城を攻撃、兵力で圧倒していた武田軍は城を落とせなかった上、村上軍の攻撃を受け大敗した。
- 慶長5年(1600年)、「関ケ原の戦い」の際には西軍に付いた真田幸村が東軍に付いた真田信之に砥石城を明け渡している。
史跡情報
地図 |
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【場所】 長野県上田市上野 【付近の史跡】
[ 北東・約3km ] 真田氏本城跡
[ 西・約5km ] 上田城
[ 南東・約16km ] 小諸城址
[ 北西・約18km ] 松代城
[ 北西・約19km ] 妻女山(上杉謙信本陣)
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主な施設 |
郭・石積・土塁・堀切 |
利用時間 |
常時 |
定休日 |
無休 |
料金 |
無料 |
交通 |
【マイカー】 ・上信越自動車道「上田菅平IC」から約2Km ・駐車場あり |