土屋昌次の墓（長篠の戦い）

戦国時代、織田信長と徳川家康の連合軍と武田勝頼との間に発生した「長篠の戦い」によって戦死した土屋昌次の墓。

歴史・概略

• 土屋昌次／昌続（つちや・まさつぐ）は、甲斐武田氏の家老で信玄と勝頼の二代に仕えた武将である。武田家臣団の中でも特に評価の高い武田二十四将のひとりに数えられる。
• 武田家の家督を継いだ勝頼が、徳川領であった奥三河の長篠城を攻撃、城を落城寸前に追い込んだ。
  これを助けるため徳川家康は同盟者の織田信長とともに長篠に出陣、長篠城西の設楽原（したらがはら）において両軍が衝突するに至った。


長篠城跡（愛知県新城市）

• 天正3年5月21日（1575年6月29日）、「長篠の戦い」が開戦。
  織田軍は三重に作った馬防柵を構築、昌次はそれを突破しようとしたところで鉄砲を撃ち込まれ亡くなったとされる。亡くなったとされる場所には「土屋昌次戦死之地」の碑が立っている。


「土屋昌次戦死之地」碑が立つ復元馬防柵（愛知県新城市）

戦国大名武田氏の家臣団―信玄・勝頼を支えた家臣たち

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見どころ・おすすめ

• 周辺には「長篠の戦い」に関する史跡が点在しているので、まとめて回るのがおすすめ。
• 新城市設楽原歴史資料館では「長篠の戦い」や火縄銃に関しての資料が展示がしてある。
• 3Kmほど東には、この戦いのきっかけとなった長篠城がある。

丸山激戦地（愛知県新城市）

史跡情報