第26代継体天皇、第2の都である筒城宮の推定地。
歴史・概略
- 筒城宮(つつきのみや)は、511年から518年にかけて継体天皇(けいたいてんのう)による都が置かれた場所。
- 同志社大学の構内、正門を入ったすぐ右手の小高い丘の上に「筒城宮跡」を示す石碑が立っている。ただし、考古学的には何も証明はされておらず、ここの「都谷」という地名に関係性を感じた人たちによって伝承地とされている。
- 男大迹王(をほどのおおきみ・後の継体天皇)は実に謎の多い天皇で、応神天皇5世の孫であるとされるが確かなことは分かっておらず、生年や没年についても曖昧ではっきりとしない。武烈天皇の死後、大伴金村らによって越前から迎えられた。今の天皇家は継体天皇の末裔である。
- 継体天皇の都
507年 樟葉宮(くずはのみや・大阪府)
511年 筒城宮(つつきのみや・京都府)
518年 弟国宮(おとくにのみや・京都府)
526年 磐余玉穂宮(いわれのたまほのみや・奈良県)
史跡情報
地図 |
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【場所】 京都府京田辺市多々羅都谷 【付近の史跡】
[ 東・約9km ] 恭仁京跡(山城国分寺跡)
[ 北東・約10km ] 平等院(藤原道長別邸)
[ 北西・約10km ] 樟葉宮跡(継体天皇)
[ 北・約11km ] 槇島城跡
[ 北西・約12km ] 樟葉台場跡(鳥羽・伏見の戦い)
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主な施設 |
石碑のみ |
利用時間 |
大学利用時間内 |
定休日 |
大学休校日 |
料金 |
無料 |
交通 |
【電車】 ・JR「同志社前」駅から約0.8Km ・近鉄電車「興戸」駅から約1.2Km 【バス】 ・奈良交通「同志社大学正門」バス停 【マイカー】 ・京奈和自動車道「田辺西IC」から約3Km |