和歌山県和歌山市にあった安土桃山時代から江戸時代にかけての城。
徳川御三家の一つ紀州徳川家の居城として知られる。
歴史・概略
- 豊臣秀吉の紀州征伐によって紀州が平定されると、その功績によって秀吉の弟・豊臣秀長の所領となった。秀長は天正13年(1585年)、家臣であった藤堂高虎の普請によって和歌山城を築城、桑山重晴を城代とした。
- 慶長5年(1600年)の「関ケ原の戦い」の軍功により浅野幸長が入城。
- 江戸時代初期には藩主の浅野氏が広島に転封、代わりに徳川家康の十男・徳川頼宜(とくがわ・よりのぶ)が和歌山城に入城し、これ以後紀州徳川家として存続した。
- 築城:天正13年(1585年)
- 廃城:明治4年(1871年)
- 築城主:豊臣秀長
- 構造:梯郭式・平山城
- 主な城主:豊臣氏・浅野氏・徳川氏
- 日本100名城
史跡情報
地図 |
---|
場所:和歌山県和歌山市一番丁 |
主な施設 |
天守閣・大手門・岡口門・二の丸・御橋廊下・西之丸庭園・わかやま歴史館 |
利用時間 |
9:00 ~ 17:30 |
定休日 |
年末 |
料金 |
天守閣 大人410円・小中学生200円 わかやま歴史館 大人100円・中学生以下無料 |
交通 |
【電車】 ・JR「和歌山市」駅から約1Km ・南海「和歌山市」駅から約1Km 【バス】 ・和歌山バス「市役所前」「公園前」バス停 【マイカー】 ・阪和自動車道「和歌山IC」から約5Km ・駐車場あり |