会津若松の象徴である鶴ヶ城のすぐ西隣、上杉景勝の右腕ともいうべき直江兼続が屋敷を構えていた場所。また、江戸時代の儒学者、山鹿素行が生まれた場所でもある。
歴史・概略
- 慶長3年(1598年)、蒲生氏に代わって越後の上杉氏が会津へ入封。景勝の側近・直江兼続(なおえ・かねつぐ)も会津に居を移したが、その後に起った「関ケ原の戦い」の混乱によって上杉氏は米沢へ転封となり、兼続も米沢へと移っていった。
- 山鹿素行(やまが・そこう)は江戸時代の儒学者・兵法学者で、後に赤穂藩にお預けの身となって赤穂浪士や幕末の志士たちに大きな影響を与えた。
史跡情報
地図 |
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【場所】 福島県会津若松市山鹿町 【付近の史跡】
[ 西・約0.2km ] 日新館・天文台跡
[ 東・約0.3km ] 会津藩家老 西郷頼母邸跡
[ 南東・約0.4km ] 鶴ヶ城(会津若松城)
[ 南西・約0.5km ] 山本覚馬・新島八重生誕の地
[ 東・約1.7km ] 西軍砲陣跡(会津戦争)
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主な施設 |
石碑 |
利用時間 |
常時 |
定休日 |
無休 |
料金 |
無料 |
交通 |
【電車】 ・JR「西若松」駅から約1.5Km 【バス】 ・会津バス「鶴ヶ城西口」「合同庁舎前」バス停 【マイカー】 ・磐越自動車道「会津若松IC」から約4Km |