奈良時代から平安時代にかけて、律令体制のもとに日本各地に置いた役所。
国府:こくふ・こう。国の役所が置かれた場所、都市のこと。
国衙:こくが。国の役所のこと。
郡衙:ぐんが。郡の役所のこと。

伊勢国府跡(長者屋敷遺跡)
その他遺跡三重奈良時代
三重県鈴鹿市にあった古代の伊勢国国府跡。歴史・概略国府(こくふ・こう)とは律令制の時代(奈良時代から平安時代頃)に国の政庁が置かれた都市のことで、時代によっても変わるが日本全国で約66国に区分された。
この政庁のことを...

嶋上郡衙跡
その他遺跡大阪奈良時代飛鳥時代
大阪府高槻市にあった古代の郡衙跡。歴史・概略嶋上郡衙(しまがみぐんが)は摂津国島上郡に置かれた郡衙跡で、郡衙とは郡を統括する役所のことである。
東側には淀川に繋がる芥川(あくたがわ)、南側には東西を結ぶ幹線道路であった...

多賀城跡
古戦場城跡奈良時代宮城平安時代
宮城県多賀城市にあった古代城柵跡。歴史・概略神亀元年(724年)、大野東人(おおののあずまびと)により築城。陸奥国府や鎮守府が置かれ奈良時代から平安時代にかけて政治や軍事の中心となった。
「伊治公呰麻呂(これはりのきみあ...