後白河天皇 | 場所と地図 – 歴史のあと

後白河天皇

大治2年(1127年)~建久3年(1192年)
第77代天皇。鳥羽天皇の第四皇子。他に後白河上皇、後白河法皇とも。子に二条天皇、高倉天皇、以仁王など。「保元の乱」「平治の乱」による平清盛の出世と平家の隆盛、そして平家一強からくる平家打倒の動き、木曾義仲や源頼朝の挙兵と源義経による平家の滅亡、後の源氏政権の樹立という大きな流れの中で、朝廷の中から力を行使していた人物である。

寺社

三十三間堂(蓮華王院)

平安時代末期、後白河上皇によって創建された寺院。現在では新成人が袴姿で矢を射る「通し矢」が行われる場所としてよく知られている。 歴史・概略 この地には後白...
邸宅・住居跡

東三条殿跡

平安時代、政治権力の中枢に君臨し続けた藤原氏の邸宅跡、および御所跡。 歴史・概略 東三条殿(ひがしさんじょうどの・とうさんじょうどの)は、平安時代初期から...
墓・慰霊碑

後白河天皇 法住寺陵

平安時代末期に在位した後白河天皇の陵墓。 歴史・概略 鳥羽上皇の第四皇子として生まれ、皇位継承とは無縁な立場で歌に踊りに明け暮れたといわれている。しかし弟...
京跡・宮跡

法住寺殿蹟

平安時代末期、後白河上皇が拠点とした御所跡。 歴史・概略 この地には平安時代中期の公卿・藤原為光によって創建された法住寺があったが、長元5年(1032年)...
京跡・宮跡

平安宮一本御書所跡

平安京の一本御書所という施設があった場所。 歴史・概略 延暦13年(794年)、桓武天皇(かんむてんのう)によって長岡京より平安京(へいあんきょう)に遷都...
京跡・宮跡

三条東殿遺址「平治の乱」勃発の地

平安時代から鎌倉時代にかけての藤原氏の邸宅、および皇族の御所跡。「平治の乱」が勃発するきっかけとなった戦闘が起こった地。 歴史・概略 平安時代中期、ここに...
京跡・宮跡

高松殿跡

平安時代、歴代上皇が院御所とした邸宅跡。 歴史・概略 平安時代初期、醍醐天皇の皇子・源高明(みなもとのたかあきら)が邸宅としたことに始まり、院政期には白河...