大阪府高槻市にあった古代の郡衙跡。
歴史・概略
- 嶋上郡衙(しまがみぐんが)は摂津国島上郡に置かれた郡衙跡で、郡衙とは郡を統括する役所のことである。
東側には淀川に繋がる芥川(あくたがわ)、南側には東西を結ぶ幹線道路であった山陽道が通っており、ここにはこの地域を統括する行政施設が置かれていた。7世紀から8世紀にかけて整備され、弁天山古墳に葬られた王の子孫・三島県主(みしまのあがたぬし)の一族が、郡司を務めたと考えられる。 - 中心部には役所や倉庫群、寺院などが置かれ、周辺には村が広がるなどしていたが、律令制の崩壊とともに次第に埋もれていった。
史跡情報
地図 |
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場所:大阪府高槻市清福寺町 |
主な施設 |
1/3モデル |
利用時間 |
常時 |
定休日 |
無休 |
料金 |
無料 |
交通 |
【電車】 ・JR「高槻」駅から約1.2Km ・阪急電鉄「高槻市」駅から約2Km 【マイカー】 ・新名神高速道路「高槻IC」から約5Km |