斐川町神庭にある古代遺跡。
歴史・概略
- 荒神谷遺跡(こうじんだにいせき)は、出雲神話が記載された『出雲国風土記』の記述にある、神名火山(かんなびやま)に比定されている仏経山の北東3キロの位置にある。
- 1983年、広域農道の工事に伴う事前調査の際、古墳時代の須恵器が発見された。これによって本格的な調査が開始され、銅剣358本、銅鐸6個、銅矛16本が新たに見つかった。これは全国でこれまでに発見された銅剣の数を超える数であった。発見された出土品はまとめて国宝に指定され、「島根県立古代出雲歴史博物館」において展示されている。
- この発見の後に見つかった加茂岩倉遺跡(かもいわくらいせき)と合わせて、それまで考えられていた古代出雲のイメージを見直すきっかけとなった。
史跡情報
地図 |
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【場所】 島根県出雲市斐川町神庭 【付近の史跡】 [ 東・約3km ] 加茂岩倉遺跡 |
主な施設 |
荒神谷遺跡・古代農耕地・2000年ハス・荒神谷博物館・弥生の砦・古代復元住居 |
利用時間 |
【公園】 9:00 ~ 18:00 【荒神谷博物館】 9:00 ~ 17:00 |
定休日 |
【公園】 無休 【荒神谷博物館】 火曜日 (祝日の場合は翌日)・年末年始 |
料金 |
【公園】 無料 【荒神谷博物館】 一般205円 高校大学生102円 小学生51円 |
交通 |
【電車】 ・JR「荘原」駅 【マイカー】 ・駐車場あり |