1996年に発見された弥生時代の遺跡。
歴史・概略
- 農道の建設作業中、作業員によって偶然銅鐸が発見され、その後の調査で全部で39個の銅鐸が出土した。これはそれまでの一か所から出た出土数を大きく超えるものであった。その後、遺跡は加茂岩倉遺跡(かもいわくらいせき)として国の史跡に指定され、銅鐸は国宝に指定された。出土した品は島根県立古代出雲歴史博物館に保管されている。
- それまでの出雲は「神話の世界の話」であるとしてあまり重要視されてこなかったが、ここでの発見のほか、大量の銅剣が出土した荒神谷遺跡(こうじんだにいせき)や、出雲大社で発見された大きな柱跡などと合わせて、古代出雲が見直されるきっかけとなっている。
史跡情報
地図 |
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【場所】
島根県雲南市加茂町岩倉 |
主な施設 |
復元展示・加茂岩倉遺跡ガイダンス |
利用時間 |
公園内は常時 【加茂岩倉遺跡ガイダンス】 9:00 ~ 17:00 |
定休日 |
公園内は無休 【加茂岩倉遺跡ガイダンス】 火曜日(祝休日の場合は開館)・年末年始 |
料金 |
無料 |
交通 |
【電車】 ・JR「加茂中」駅 【マイカー】 ・駐車場あり |