秋田県秋田市にあった古代城柵跡。
「あきたじょう」、または「あきたのき」と呼ばれる。
歴史・概略
秋田城は渤海(ぼっかい・大陸日本海沿岸にあった国)との外交や、北海道・津軽地域の蝦夷(えみし)との交流を行うなど大和朝廷の出羽国の拠点として機能していたところである。
- 築城:天平5年(733年)
- 廃城:11世紀頃
- 築城主:大和朝廷
- 構造:古代城柵
- 天平5年(733年)、山形県庄内地方にあった出羽柵をこの地に遷す。
- 天平宝字4年(760年)頃、秋田城に改称。
- 元慶2年(878年)、「元慶の乱(がんぎょうのらん)」により俘囚(ふしゅう・蝦夷)に一時城を奪われる。
- 天慶2年(939年)、「天慶の乱(てんぎょうのらん)」により俘囚の攻撃を受ける。
史跡情報
地図 |
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【場所】 秋田県秋田市寺内大畑 【付近の史跡】
[ 東・約4km ] 久保田城
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主な施設 |
政庁跡・東門・外郭・建物跡・秋田城跡歴史資料館 |
利用時間 |
【秋田城跡歴史資料館】 9:00~16:30 |
定休日 |
【秋田城跡歴史資料館】 年末年始 |
料金 |
【秋田城跡歴史資料館】 大人200円・高校生以下無料 |
交通 |
【電車】 ・JR「土崎」駅から約2.4Km 【バス】 ・秋田中央交通バス「秋田城跡歴史資料館前」バス停 【マイカー】 ・秋田自動車道「秋田北IC」から約6Km ・駐車場あり |