青森県弘前市にあった城。江戸時代の弘前藩藩庁。ほかに鷹岡城ともいう。
現存する12天守のうちのひとつ。
歴史・概略
- 慶長8年(1603年)、津軽藩主の津軽為信(つがる・ためのぶ)によって鷹岡城の築城が開始されたことに始まる。為信が亡くなった後の慶長16年(1611年)に完成、津軽氏の居城となった。その後徳川家康の側近として仕えた天海大僧正に名前をもらって弘前城に改められたとされる。
- 実は築城当時に建てられた天守は落雷によって焼失し、その後再建されることはなかったため、現在天守と呼ばれる建物は文化8年(1811年)に建てられた御三階櫓で、事実上の天守として扱われた。
- 築城:慶長16年(1611年)
- 廃城:明治4年(1871年)
- 築城主:津軽為信・信枚
- 構造:梯郭式・平山城
- 主な城主:津軽氏
- 日本100名城
史跡情報
地図 |
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【場所】 青森県弘前市下白銀町 |
主な施設 |
天守・辰巳櫓・未申櫓・丑寅櫓・与力番所・追手門・東門・北門(亀甲門)・東内門・南内門・市立博物館 |
利用時間 |
本丸 9:00 ~ 17:00 市立博物館 9:30 ~ 16:30 |
定休日 |
弘前城 11月24日~3月31日 本丸 月曜日(11月24日~3月31日、祝日は開館) 祝日の翌日 年末年始 市立博物館 第3月曜日(祝休日の場合、翌日) |
料金 |
本丸 大人310円・子供100円(4月1日~11月23日) 市立博物館 一般280円・高校大学生140円・小中学生80円 |
交通 |
【電車】 ・弘南鉄道「中央弘前」駅から約1.5Km ・JR「弘前」駅から約2Km 【バス】 ・弘南バス「市役所前」バス停 【マイカー】 ・東北自動車道「大鰐弘前IC」から約11Km ・駐車場あり |