後醍醐天皇

正応元年(1288年)~延元4年(1339年)
ごだいごてんのう。大覚寺統の第96代天皇。南朝初代天皇。尊治(たかはる)。後宇多天皇の第二皇子。子に尊良親王、護良親王、後村上天皇など。花園天皇の譲位により31歳で即位した。鎌倉幕府の倒幕後は足利尊氏と対立し、吉野で南朝を開いて南北朝の内乱に発展した。

寺社

金峯山寺(南朝行宮跡)

奈良県吉野郡吉野町にある金峯山修験本宗(修験道)の本山。京都を脱出した後醍醐天皇が南朝を開いた場所として知られる。歴史・概略金峯山寺(きんぷせんじ)は役小角(えんのおづぬ)によって開かれた修験道の本山である。周辺の山や麓...
邸宅・住居跡

花山院邸跡(京都御苑)

平安時代から明治に至るまで存在した藤原氏の邸宅跡、および御所跡。歴史・概略平安時代中期、清和天皇皇子・貞保親王(870年~924年)が邸宅を構えたことに始まるとされる。 その後、関白・藤原忠平の屋敷となり村上天皇の中宮...
京跡・宮跡

二條富小路内裏址(建武の新政 の地)

京都にあった鎌倉時代の公家の邸宅跡、および内裏跡。歴史・概略鎌倉時代中期、藤原氏の一族である西園寺実氏(さいおんじ・さねうじ)が邸宅(冷泉富小路殿)を置いたことに始まる。実氏は幕府とも密接な関係にあった実力者で、後嵯峨天皇...
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