名神高速道路起工の地 | 場所と地図 – 歴史のあと

名神高速道路起工の地

発祥・始まり
ジャンル:発祥・始まり
史跡年代:明治時代以降
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日本で最初の高速道路・名神高速道路が起工した地。また、旧東海道線の山科駅があった場所でもある。

歴史・概略

  • 明治12年(1879年)、京都~大谷間に鉄道が開通、翌年大津まで延伸した際、中間駅としてこの場所に山科駅が設置された。しかし、大正10年(1921年)にトンネルルート(現在の東海道線)へと変更され、本路線は廃線となった。
  • その後廃線となった旧東海道線は日本初の高速道路となる名神高速に生まれ変わることとなり、昭和33年(1958年)10月19日、名神高速の起工式がかつて山科駅のあったこの場所で行われた。式典では日本道路公団初代総裁である岸道三が鍬入れした。
  • 昭和36年(1961年)3月20日に走行試験が始まり自動車の制動や操作性、乗り心地、騒音、振動など様々なテストを重ね、昭和38年(1963年)7月16日に開通(栗東インターチェンジ-尼崎インターチェンジ間:71Km)を果たした。
  • 当初、「起工の地」碑は高速道路上の中央分離帯に設置されていたが、今は一般の人が見られるよう道路脇に設置されている。

史跡情報

地図
【場所】
京都府京都市山科区小野蚊ケ瀬町
【付近の史跡】
[ 南・約0.9km ] 明智光秀胴塚
[ 南東・約0.9km ] 醍醐天皇 後山科陵
[ 南東・約1.4km ] 朱雀天皇 醍醐陵
[ 南・約3km ] 平重衡塚
主な施設
起工の地碑・山科駅跡碑
利用時間
常時
定休日
無休
料金
無料
交通
【電車】
・地下鉄「小野」駅から約0.4Km

【バス】
・京阪バス「蚊ヶ瀬」「小野駅」バス停

【マイカー】
・名神高速「京都東IC」から約3.5Km
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