江戸時代の国学者・本居宣長の修学地跡。
歴史・概略
- 本居宣長(もとおり・のりなが)は江戸時代中期の国学者で、古事記や源氏物語を研究し、その成果や様々な論評などを発表した人物である。江戸時代に国学において大きな実績を残した荷田春満や賀茂真淵、平田篤胤とともに「国学の四大人」の一人に数えられている。
- 享保15年(1730年)、伊勢の木綿を扱う商家に生まれた宣長であったが家業にはあまり関心がなく、医学を学ぶため京都へと向かった。宣長はこの場所で堀景山に儒学を学び、堀元厚と武川幸順からは医学を学んで医師となった。
- 自邸を「鈴屋(すずのや)」と呼び門人に講義をしたことから、鈴屋大人(すずのやのうし)とも呼ばれる。
史跡情報
地図 |
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【場所】 京都府京都市下京区善長寺町 【付近の史跡】
[ 東・約0.1km ] 八橋検校 道場の跡
[ 南西・約0.2km ] 菅家邸址(紅梅殿・菅原道真屋敷跡)
[ 南西・約0.2km ] 菅家邸址(菅大臣神社・菅原道真誕生地)
[ 北・約0.4km ] 茶屋四郎次郎屋敷跡
[ 東・約0.4km ] 薩摩藩邸之址(京都)
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主な施設 |
石碑のみ |
利用時間 |
常時 |
定休日 |
無休 |
料金 |
無料 |
交通 |
【電車】 ・地下鉄「四条」駅から約0.2Km ・阪急電車「烏丸」駅から約0.3Km 【バス】 ・市バス「四条西洞院」「四条烏丸」バス停 ・京都バス「四条烏丸」バス停 ・京阪バス「四条烏丸」バス停 ・西日本JRバス「四条烏丸」バス停 【マイカー】 ・名神高速道路「京都南IC」から約7Km |