平安時代前期の貴族・菅原道真の屋敷跡。
歴史・概略
- 菅原道真(すがわら・みちざね)は宇多天皇、醍醐天皇に仕え、右大臣にまで出世した人物。しかし、そのことが他の貴族たちの不興を買って九州の大宰府に左遷され、そのまま京都に帰ることなく没してしまった悲劇の貴族である。
- その後、京都で異変が相次いだため、都では道真の祟りではないかと恐れられた。そこで朝廷は道真の冠位を戻し、天満宮に祀って信仰の対象とした。現在でも天満宮は学問の神様として、多くの人々の信仰を集めている。
- このすぐ南側には白梅殿と呼ばれる菅原氏の屋敷があり、それに対してこちらの道真邸は紅梅殿と呼ばれた。
見どころ・おすすめ
- この石碑の南隣に菅原道真の誕生地とされる菅大臣神社(白梅殿)がある。
史跡情報
地図 |
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【場所】 京都府京都市下京区仏光寺通西洞院東入る 【付近の史跡】
[ 南西・約0km ] 菅家邸址(菅大臣神社・菅原道真誕生地)
[ 北東・約0.2km ] 本居宣長先生修学之地
[ 北東・約0.3km ] 八橋検校 道場の跡
[ 西・約0.4km ] 妙満寺跡・二十六聖人発祥地
[ 北・約0.5km ] 茶屋四郎次郎屋敷跡
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主な施設 |
石碑のみ |
利用時間 |
常時 |
定休日 |
無休 |
料金 |
無料 |
交通 |
【電車】 ・地下鉄「四条」駅から約0.4Km ・阪急電車「烏丸」駅から約0.4Km 【バス】 ・市バス「西洞院仏光寺」「四条西洞院」「西洞院松原」バス停 【マイカー】 ・名神高速「京都南IC」から約6Km |