長崎県島原半島にあった江戸時代の城。江戸時代の島原藩藩庁。
歴史・概略
- 元和4年(1618年)、それまでの日野江城に代わる新しい城として島原藩主・松倉重政によって築城されたことに始まる。五層の天守閣を中心に数多くの櫓を持った城で、当時の島原藩の石高4万石の規模をはるかに超えた分不相応な城であった。そのため領民に過酷な重税を課し、このことが「島原の乱」の原因の一つになったとされる。
- 「島原の乱」の際には島原城にも一揆勢が迫り城下町が焼かれるなどし、乱の鎮圧後松倉氏は責任を問われて処刑された。
- 築城:寛永元年(1624年)
- 廃城:明治3年(1871年)
- 築城主:松倉重政
- 構造:連郭式・平城
- 主な城主:松倉氏・深溝松平氏
- 日本100名城
史跡情報
地図 |
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【場所】 長崎県島原市城内 |
主な施設 |
天守閣(資料館)・観光復興記念館・西望記念館・西の櫓・民具資料館 |
利用時間 |
9:00 ~ 17:30 |
定休日 |
無休 |
料金 |
大人540円・小中高生270円 |
交通 |
【電車】 ・島原鉄道「島原」駅から約0.6Km 【マイカー】 ・駐車場あり |