足利尊氏 | 場所と地図 – 歴史のあと

足利尊氏

嘉元3年(1305年)~正平13年/延文3年(1358年)
室町幕府初代将軍。兄弟に直義、子に義詮など。他に高氏とも。鎌倉幕府後期、六波羅探題を攻め幕府を滅亡に追い込んだ。その後尊氏は新しい武家政権・室町幕府を開き、尊氏と対立した後醍醐天皇は吉野に逃れ南朝を開いて南北朝時代が始まった。

古戦場

竹之下古戦場(延元の乱)

鎌倉時代から室町時代へと至る転換期、後醍醐天皇側の新田義貞と天皇に反発する足利尊氏との間で起こった「箱根・竹ノ下の戦い」が行われた場所。 歴史・概略 鎌...
寺社

六波羅蜜寺(平氏六波羅第・六波羅探題府址碑)

天暦5年(951年)、市聖(いちひじり)と呼ばれた空也上人によって開かれた真言宗寺院。 歴史・概略 空也上人(くうやしょうにん)は平安時代中期の僧で、当時...
邸宅・住居跡

足利尊氏邸・等持寺跡(室町幕府発祥の地)

室町幕府を開いた初代将軍・足利尊氏の屋敷である二条万里小路第・三条坊門第があった場所。 室町幕府の由来ともなっている室町第が御所となったのは、3代将軍・義満以降...
寺社

東寺

平安京遷都より続く京都にある真言宗寺院で教王護国寺(きょうおうごこくじ)とも呼ばれる。高野山を開いた平安時代の高僧空海ゆかりの寺として知られている。 歴史・概...
墓・慰霊碑

名和長年公殉節所(延元の乱)

後醍醐天皇を支えたひとり名和長年の戦死の地。 歴史・概略 名和長年(なわ・ながとし)は、後醍醐天皇を支えた忠臣のひとり。元は伯耆国の豪族で、隠岐に流された...
寺社

篠村八幡宮(足利尊氏旗揚げの地)

足利高氏(後の足利尊氏)が鎌倉幕府打倒の兵を挙げた地。 歴史・概略 鎌倉時代末期、鎌倉幕府の有力な御家人であった足利高氏は、幕府の命を受けて反幕府勢力を掃...