岡山県津山市にあった城。江戸時代の津山藩藩庁。
ほかに鶴山城(かくざんじょう)とも呼ばれる。
歴史・概略
- 嘉吉年間(1441年~1444年)、中国地方に勢力を張った山名氏の一族である山名忠政により鶴山城が築城された。
ただし、山名氏の衰退後は、一旦廃城となったようである。 - 慶長8年(1603年)、森忠政が入城。津山藩が立藩。鶴山城を整備しこのとき津山に改められた。
- 元和2年(1616年)、津山城が完成。4重5階の天守は北九州市の小倉城を模して造られたともいわれる。
- 元禄11年(1698年)、越前松平氏の松平宣富(まつだいら・のぶとみ)が入城。以降明治に至るまで越前松平氏が藩主を務める。
- 築城:嘉吉年間(1441年~1444年)
- 廃城:明治6年(1873年)
- 築城主:山名忠政
- 構造:平山城・梯郭式
- 主な城主:山名氏、森氏、松平氏
- 日本100名城
史跡情報
地図 |
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【場所】 岡山県津山市山下 |
主な施設 |
石垣・堀・備中櫓 |
利用時間 |
【4月~9月】 8:40~19:00 【10月~3月】 8:40~17:00 |
定休日 |
年末 |
料金 |
大人300円・中学生以下無料 |
交通 |
【電車】 ・JR「津山」駅から約1Km 【マイカー】 ・中国自動車道「津山IC」から約5Km ・駐車場あり |