茨城県水戸市にあった城。
江戸時代の水戸藩藩庁で徳川御三家のひとつ水戸徳川家の居城。馬場城、水府城とも呼ばれる。
歴史・概略
- 建久年間(1190年~1198年)、鎌倉時代の御家人・馬場資幹により築城されたとされる。
- 応永23年(1416年)、「上杉禅秀の乱」で当主の大掾満幹が江戸通房に敗北、以後江戸氏が城主となる。
- 天正18年(1590年)、「小田原攻め」において佐竹義重が水戸城を攻略。
- 天正19年(1591年)、佐竹義宣が水戸城に移る。
- 慶長7年(1602年)、佐竹氏が秋田へ転封、徳川家康の五男・武田信吉が入城。
- 慶長8年(1603年)、徳川家康の十男・徳川頼宣が入城。
- 慶長14年(1609年)、徳川家康の十一男・徳川頼房が入城。
- 築城:建久年間(1190年~1198年)
- 廃城:明治4年(1871年)
- 築城主:馬場資幹(大掾資幹)
- 構造:平山城・連郭式
- 主な城主:佐竹義宣、武田信吉、徳川頼宣、水戸徳川氏
- 日本100名城
史跡情報
地図 |
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【場所】 茨城県水戸市三の丸 |
主な施設 |
薬医門・弘道館・土塁・空堀 |
利用時間 |
【弘道館】 9:00~17:00(2/20~9/30) 9:00~16:30(10/1~2/19) |
定休日 |
【弘道館】 年末 |
料金 |
【弘道館】 大人200円・小中学生100円 |
交通 |
【電車】 ・JR「水戸」駅から約0.5Km 【バス】 ・茨城交通「大手門下」バス停 【マイカー】 ・常磐自動車道「水戸北IC」から約8Km |