山口県萩市にあった城。江戸時代、毛利氏を藩主とした萩藩(長州藩)の藩庁。
歴史・概略
戦国時代、中国の覇者となった毛利元就の嫡孫・毛利輝元は豊臣秀吉に仕え、中国地方のほとんどを所領とする大大名となった。しかし、秀吉の死後勃発した「関ケ原の戦い」において、西軍総大将となり敗戦、所領が周防国と長門国の2か国のみと大幅に減封された。その際、それまで居城としていた広島城からの移転先として、慶長9年(1604年)、指月山に築城されたのが萩城である。
幕末には薩摩藩と合わせ長州藩が倒幕の中心勢力となり、長州藩の人材が大政奉還以後の明治新政府の中枢を担った。
- 築城:慶長9年(1604年)
- 廃城:明治7年(1874年)
- 築城主:毛利輝元
- 構造:梯郭式・平山城
- 主な城主:毛利氏
- 日本100名城
史跡情報
地図 |
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【場所】 山口県萩市堀内 【付近の史跡】
[ 東・約3km ] 松下村塾
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主な施設 |
本丸跡・天守台 |
利用時間 |
【3月】 8:30 ~ 18:00 【4~10月】 8:00 ~ 18:30 【11~2月】 8:30 ~ 16:30 |
定休日 |
無休 |
料金 |
大人210円・小中学生100円 |
交通 |
【バス】 ・コミュニティバス「萩城跡」バス停 【マイカー】 ・山陰自動車道「萩IC」から約5Km ・駐車場あり |